VR × ユーザー調査
VRショッピング調査
VRの仮想空間内に再現されたバーチャルショップで、商品購入や店舗利用の場面を検証することができます。
特徴
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被験者は自分の足で、仮想の店舗内を歩き回ることができます。
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モーションコントローラーを使って、商品を手に取ったり、かごに入れたりすることも可能です。
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モデルやテクスチャーを作成すれば、実在する商品を配置することも。
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調査対象の商品について、どんなパッケージデザイン、POP、配置が目に留まりやすいか、比較検証することが可能になります。
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調査対象が店舗レイアウトの場合でも、効果的な導線や棚の配置、視界の確保状況を確認することができます。
利点
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小さなスペースでも実施が可能なので、アクセスのよい貸しスペースを会場にすることが可能です。
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まだ存在しない製品や、施工前の店舗でも検証することができます。
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あらかじめ複数パターンの棚の配置やPOPの種類を用意しておけば、ボタン一つで切り替え可能です。組み合わせで被験者の反応がどのように変わるかABテストを行うことができます。
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従来、高価で大掛かりな装置が必要だったヒートマップや導線、アクション(手に取る、かごに入れるなど)の記録を容易に取得、活用することができます。(下記詳細)
ヒートマップ機能について
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VRアプリにヒートマップ機能を追加すれば、被験者が通った動線を記録することができます。
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アイトラッキング機能の付いたVRヘッドセットを使用すれば、視線を記録することもできます。
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商品ごとに、被験者が見た回数とその時間、または手に取った回数とその時間の記録を残すことが可能です。
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記録した結果は、CSVなどで書き出し、統計レポートとして活用することができます。
VRエクスペリエンス調査
商品、サービスの利用時や、特定の状況での気づきなどを調査できます。
利点
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被験者の身長や手のリーチなど、体格によって視界や使い勝手がどのように変わるかを、確認することができます。
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年齢や性別など、人の属性によって注目する点や気になる箇所がどのように変わるかを、比較検証することが可能です。
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現実では再現性の低い状況や、危険な場面も、VRであれば表現することができます。
調査設計・アウトプット
大伸社グループには、エクスペリエンスデザインやデザインリサーチを得意とするmct.(https://www.daishinsha.co.jp/mct/)があります。VRの制作だけでなく、調査手法の設計やアウトプットのディレクションも可能です。
VRプロトタイピング
特徴
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製品のプロトタイプをVR内で確認することができます。
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あらかじめプログラムを組んでおけば、VR内でサイズや組み合わせを変更できます。最適な組み合わせや、サイズ感を確認することができます。
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例えば車であれば、コントローラー操作で車高や車幅の変更が可能です。
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運転席に座ることで、車高や車幅を変えた時に、運転席からの視界がどのように変わるかを確認することができます。
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車以外のプロダクトでも制作可能です。
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製品のCADデータがあれば、そちらを活用することができます。
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まだ存在しない製品や、アイディア段階のコンセプトモデルであっても、手に取るように確認することができます。